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ボールを運ぶ

 

ボールを運ぶというトレーニングセッションで、各パートでのキーポイントを確認します。

テクニカルパート:スペースを見極める、ファーストタッチ、走る角度とペースの変化、パスの精度

スキルパート:ボールを運ぶかパスするかの意思決定、スペースを使う、動きながらのボールコントロール

ミニゲーム:チームとしてスペースを作る、ボールを運ぶ機会を見極める

また、テクニカル、フィジカル、思考、ソーシャルという4つの側面で意識的に取り組むべきことを選手と確認します。例えば、テクニカル面であれば、パス、ボールを受ける、頭を上げるなど、思考面では意思決定、チャレンジする、チャンスを見極める力、コミュニケーションをどう高めて行くかなどについて話をします。

Technical Part

 

12人の場合、4人がエリアの中で8人はエリアの外でボールは4つ使う。外の選手がボールを別のラインまで運ぶボールを持っていない選手に渡す。その際、中の選手にパスしても良い(運動量をあげる場合はボールの数を増やす)。

キーポイントであるスペースや他の選手の位置の見極めや、ボールコントロール、パスの精度について取り組んでいきます。また、試合の状況をイメージしながら、ボールを運ぶスピードの変化もつけて行きます。

 

Skill Part

 

ボールは2つ。周りの選手はできるだけ多くボールをラインからラインまで運びます。その際、ドリブルで仕掛けたり、パスを多用することはせずに、積極的にボールを運ぶようにしながら、パスのタイミングも見極めます。エリアの選手はディフェンダーとなり、ボールを奪ったらすぐに周りの4つのゴールに向けてシュートをする。縦方向のみから始め、途中から横方向にボールを運ぶ条件を加えスペースに対する意識を広げる。キーポイントである意思決定やスペースを使ったり、動きながらボールをコントロールすることに取り組みます。

Small Sided Game Part

 

スキルパートをゲーム形式に発展させて、4v4+フリーマン(中2人、外2人)で、相手ハーフのゴールラインまでボールを運ぶミニゲーム。フリーマンはワンタッチのみでボールを保持しているチームをサポートする。マークを外し作ったスペースを使うようにする。積極的にボールを運ぶようにしながらもスペースを活用する。ゲーム環境の中でボールを運ぶ、パスまたは走るタイミングの見極めを高めます。ディフェンス面でも守るべきスペースと相手の動きを常に意識するようにします。

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